被災地に医療支援 ・ 救護班として入りました方より、現地の状況報告を頂きました。
多くの方に現状を知っていただければと思います。

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私が派遣されている地域、宮城県塩竈市・多賀城市・松島町で現在、医療機関に救急搬送される方の直接原因は、一次災害（地震・大津波）ではなく、ライフラインが止まっている事による二次災害が殆どです。
地震や大津波から守れた命も、寒さや食糧不足で失われていきます。
物資は近くまで届いていますが、ガソリンがなくて本当に届いて欲しい所に届いていないのが現状です。

特に宮城県北部、岩手県は深刻です。

塩竈市・松島町の避難所では、灯油がないために夜間の寒さが辛い時しかストーブをつける事が出来ません。
避難所の体育館は本当に寒いです。命にかかわる寒さです。おまけに防寒具も不足しています。

「昨日の食事はお握り一個だよ。でもまだいい方…カンパン２個って人もいる。本当にありがとう。来てくれてありがとう。」と手を握ってくれたおばちゃん。どれだけ折れかかっていた自分の心の励みになったか…
直接的に何も解決出来ない自分に皆、感謝してくれて声を掛けてくれる。また子供達は無邪気に遊び、健康な人は復旧作業を始めるなど、その生きる力・姿に涙し勇気を貰い頑張っています。

政府の助けをあてにしているより、民間で動いていった方が絶対に早いです。助かる命も助かります。
どうか、民間・企業の皆さま立ち上がってください。

物資・ガソリンが届かず、孤立している人がたくさんいます…

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