いよいよ2013シーズンのリーグ戦もラストゲームとなりました。
前節のアウェイ長崎戦では土壇場で勝利をもぎ取り8位をキープ。
プレーオフ圏内である6位以内の可能性を残して最終節を迎えました。
山雅のような、まだまだ小さなクラブが遂げた大きな躍進。
それが選手や監督を中心とした現場の人々の頑張りのお陰であるということは、誰もが認めるものだと思います。
彼らはいつもひたすらに走っています。
山雅のサッカーは、相手を運動量や献身性、泥臭さで上回ることを前提とするサッカーです。
だから相手より必死に戦い続けなければ、なかなか優位に立つことはできません。
ここまで一緒に戦ったきた皆さんなら、よく分かるはずです。
がむしゃらに41試合を戦い抜き、苦難を乗り越え、ずっと目指してきたものにもう少しで届くかもしれない最終節。
この週末は、一人のサッカー選手として、彼らにスポットライトが当たるときでもあるのだと思います。
自分の力を出しきり、壁を乗り越えることができれば、それはサッカーで生きる人々にとって、最高の喜びとなる。
そんな勝負のクライマックスに、これから彼らは挑んでいきます。
さて、そんな選手たちに対して、僕らにできることは何でしょうか。
いざ試合が始まってしまえば、ファンには勝負を決定づけるような働きはできません。
それはあくまでピッチで戦う選手たちが背負うもの。
僕らにできるのは、あくまで選手たちに何かを伝えることだけでしょう。
ただそれでも、僕らには何もできない、ということは無いと思うのです。
もしも僕が選手だったら。
ファンでいっぱいのスタジアムで試合ができたら嬉しい。
ファンが自分のプレーを見て盛り上がってくれたら嬉しい。
ファンと一緒に戦って、みんなで感情を共有できたら嬉しい。
できることは限られています。
それでも、選手たちにしてあげられることはある。
僕らが動ける余地は、 まだまだあるのです。
ならば、ここまで頑張ってくれた彼らへの感謝も込めて、このホーム最後の試合で、思いっきり戦える環境を作ってあげようではありませんか。
僕ら一人ひとりで、彼らのためにできることを考えてみましょう。
友達や家族を誘って観客を増やしたり、初めての人には応援を教えてあげたり。
感謝の気持ちをゲーフラにしたり、少しでも力を出しやすいようポジティブな声を掛けたり。
何だっていいから、僕らにやれるだけのことをやってみませんか。
決戦まで、まだ時間はあります。
付け焼刃でも何でも、どうせならやりきって見せようじゃありませんか。
それが少しでも選手たちに届き、力になることを信じて。
愛媛戦。ここまで来たら「最後は気持ち」です。
選手たちのもうひと踏ん張りを、サポーターで後押ししましょう!
応援よろしくお願いします!