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お知らせ : サポーターにできること。
投稿日時: 2014-01-29 11:00:00

Jリーグに上がってから2年、山雅は大きな飛躍を遂げてきました。
 
苦戦を予想されたリーグ戦では、初年度から好成績をキープし、昨年はプレーオフまでもう一歩というところまで昇り詰めました。
平均観客動員数はJFL時代の7,461人から11,041人へと増加し、順調な伸びを見せています。
これらに代表されるピッチ内外問わずの数々の進歩は、このクラブの明るい未来を予感させるものと言えるでしょう。
 
しかし、これほどまでに何もかもが上手く行っているように見える山雅でさえも、問題は確かにあるのです。
 
例えば、駐車場問題。
周辺企業や商業施設の協力を得て駐車場を増やしてはいますが、アルウィンから離れた場所への駐車を余儀なくされることが、観戦のハードルを大きく上げてしまっているということは否めません。
また、迷惑駐車の事例が出てしまっていること。
駐車場対応として、広範囲に警備員を配置することによって、ホームゲームの運営費は年間でどれだけ増加してしまうのでしょうか。
何より、渋滞や迷惑駐車によって、街の人々を元気づける存在であるはずのクラブが、不本意とはいえ不快感を与えてしまっているという事実は、私たちも重く受け止めなければなりません。
 
このような問題がある中で、クラブを支えることって、いったい何なのでしょうか。
 
「クラブを支える」といえば殆どのサポーターは、スタジアムで応援をする姿を想像するでしょう。
選手たちを鼓舞するチャントを歌い、全身で我がチームを勇気づける、そんな姿を。
しかし、それはあくまでサポーターの一側面に過ぎません。
なるべく大人数で車をシェアしてスタジアムに来ることや、シャトルバスを積極的に利用することだって、同じぐらい「クラブを支える」ことになるはずです。
そこまで考える範囲を広げてみると、実は今できることって沢山ある気がしてきます。
 
クラブを支えるためにまず必要なのは「クラブの問題」を「私たちの問題」にすることだと思っています。
クラブがどんな問題を抱えているのかを知ること。
その解決のために自分たちにできることがあると信じること。
その2つが揃わなければ、どんな人も、スタートラインにすら立てません。
 
この松本山雅サミット2014は、そのきっかけを作るためにあるのだと思っています。
クラブのスタッフ、後援会、行政、ボランティアにサポーター。
少しずつ違う立場の人々が、様々な角度から山雅にスポットライトを当てます。
そこで浮かび上がってくるものは、きっと僕らの想像とは少しだけ違う何かなのだと思います。
それを目にして初めて、僕らはそこにある問題を知り、「クラブを支えること」のスタートラインに立ちます。
 
サミットに参加される皆さんは、ぜひそこで感じたことを周りに伝えてください。
多くの人が問題があるということを認識すれば、それだけでちょっとしたサポートです。
自分が解けない問題でも、他の誰かなら解けるかもしれないですから。
または、あれこれと話し合っているうちに答えに辿りついてしまうこともあるかもしれません。
 
ULTRAS MATSUMOTOは、山雅サポーターみんなで日本一というぐらい素晴らしい応援をして、選手たちを勇気付けたいという気概を持っています。
そしてそれと同じぐらい、スタジアムの外、試合をやっていない日においても、日本一のサポーターでありたいと願っています。
そう在るために、まずはみんなで語るところからスタートしたいと思います。
 
松本山雅サミット2014、是非ともよろしくお願いします!


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