開幕戦での敗北から、1週間が経ちました。
震災の影響で、ただでさえ長く感じるのが更に長くなってしまったオフシーズン。
それを乗り越えて迎えた久々のゲームは、僕らにいろいろなものを思い出させてくれたように思います。
キックオフを待つ時間の高揚感。
ゴールが決まった時のあの興奮。
逆に決められたときの苦々しさ。
負けたときの悔しさ。
しかし、最も強く心に刻まれたのは、もっとやれたんじゃないか、という思いでした。
サポーターは、スタジアムを賑やかすためだけの存在ではないと思います。
その原点は、選手たちを支え、背中を押し、突き動かすこと。
もしも体力が限界だったとしても、その声を聞き、姿を見れば、もう一歩を踏み出せる。
選手がそう思える、そんな瞬間を生み出すために、サポーターは存在しているのだと思うのです。
それを踏まえて開幕戦を振り返ってたときに、自分がどれだけ選手の気持ちを奮い立たせたのか。
同点に追いつかれたときは、逆転されたときはどうだったのか。
周りの人に自分の熱を伝えることができたのか。
全ての山雅サポーターの気持ちを、ピッチに伝えることができたと言い切れるのか。
僕は、もっとやれると思います。
ゴール裏はもっと高く飛び跳ね、大きな声で歌い、全力で、ありとあらゆる手段で自分の思いを表現する。
メイン・バックスタンドは、拍手や歓声で選手たちを鼓舞し、ここぞというときは歌に手拍子を合わせ、圧倒的な空気を作り出す。
勝敗の天秤が自ずと傾くような、そんな応援を実現できると思うのです。
だから、次の長野戦は絶対に僕らが山雅を勝たせましょう。
勝たせてもらうのではなく、勝ちましょう。
最低なときも最高なときも、感情を共有し、同じものを目指し、共に闘う。
それを選手とサポーターが一緒になってやって、初めて一つのチームだって言えると思うから。
次の試合はホームで信州ダービーです。
慌ただしいし早すぎとか思ってましたけど、考えようによっては最高のタイミングかもしれません。
開幕戦の悔しさを取り返すのに、こんなにいい相手はいないと思いますし。
しかもホームですしね。
あの開幕戦があったから一つになれたし、強くなったよねと、そう言えればいいと思います。
だから土曜はとにかくみんなで思いっきり闘って、勝ちましょう!
そして、ここから上向きなシーズンにしましょう!
開幕戦よりもっとガンガン熱く応援していきましょう!
よろしくお願いします!!